アデン湾における海賊対処行動を終え、
5月9日(月)からスリランカのバンダラナイケ国際空港に寄港していた
第2航空隊のP-3C 1機は、翌10日(火)同地において、
スリランカ海軍の哨戒艦「UDARA」及び高速警備艇「FAC-75」と
海上における捜索救助に係る親善訓練を実施しました。
また、本訓練中にスリランカ海軍、空軍及び沿岸警備隊の士官がP-3Cの体験搭乗を実施しました。
同訓練は、昨年10月の「日・スリランカ首脳会談」において、
海上自衛隊艦艇の寄港等を通じ、海洋安全保障に関する
両国の防衛当局間の協力と交流の重要性について
認識されたことを踏まえた取り組みであり、
今年4月14日(木)に派遣海賊対処行動水上部隊(23次隊)の
「まきなみ」、「すずなみ」がスリランカ海軍と実施した
捜索救助に係る親善訓練に引き続き実施したものです。
なお、航空機によるスリランカとの親善訓練は初めての試みです。
スリランカ海軍作戦課長 ジナダーサ准将以下5名の体験搭乗者と海上自衛隊P-3C搭乗員