自衛隊帯広地方協力本部(本部長 1等陸佐 小橋史行)は、
1月30日(土)~31日(日)にかけて、
釧路港耐震岸壁において、海上自衛隊輸送艦「くにさき」(艦長 2等海佐 伊保之央)
8、900トンの体験入隊を実施しました。
本広報は、帯広地本管内の海上自衛隊入隊予定者に対し、
入隊に当たっての不安感の払拭と入隊意欲の向上及び将来、海上自衛官を目指す学生に、
海上自衛隊に対する理解を深めてもらい、受験意欲を向上させることを目的に実施し、
中学生・高校生等14名が参加しました。
緊張した面持ちで輸送艦「くにさき」に到着した参加者は、
食堂において伊保艦長による歓迎を受け、指導官による安全教育等の後、
海上自衛隊名物のカレーライスを体験喫食しました。
引き続き、LCACの体験搭乗、ベットメイキング、消防訓練及び海上自衛官必修のロープ結索を体験して、
「くにさき」艦内で宿泊しました。
翌日は、朝8時から車両甲板において海上自衛隊式の朝礼に参加しました。
続いて、参加者一人ずつ壇上に上がり、お礼と感想を述べ、伊保艦長からは激励の言葉を受けました。
最後に総員による見送りを受け、参加者、総員による相互に帽触れを行い離艦しました。
2日間の研修で、参加者からは
「初めての体験ばかりで、とても楽しかった。」、
「海上自衛隊に入りたくなりました。」、
「カレーライスがとても美味しかった。」等の感想が寄せられ、
自衛隊の概要、生活環境の一端を理解し、集団生活の大切さを肌で感じてくれたものと思われます。
帯広地本は、今後も広く自衛隊に対する関心を深めていただき、今回の参加者が一人でも多く受験するよう、
本人及び家族に対して万全の態勢でフォローしていく所存であります。