3月3日(金)、岩国航空基地(山口県岩国市)にてMH-53E除籍記念行事が行われました。
MH-53Eは、平成元年11月に初号機(21号機)が配備されて以来、計11機が配備され、掃海・輸送機として第一線で活躍しました。
阪神淡路大震災(H7.3)では岩国・大村基地から関西方面へ約16トンの生活物資の輸送を行いました。また、ブッシュ大統領来日時(H14.6)には、硫黄島から父島間の賓客輸送としても使用されました。そして、東日本大震災(H23.3)に際しては、東北地方の被災地に約116.8トンもの生活物資の輸送を行いました。
平成21年3月に2号機(22号機)が初めて除籍して以来、用途廃止又は6000時間の耐命により逐次除籍になり、本日3月3日をもって全機が除籍となりました。

MH-53E退役・引退・除籍 海上自衛隊掃海ヘリコプター
MH-53E 集合写真

MH-53E退役・引退・除籍 海上自衛隊掃海ヘリコプター
MH-53E退役・引退・除籍 記念行事

MH-53E退役・引退・除籍 海上自衛隊掃海ヘリコプター
シコルスキー社副社長から記念盾を贈呈される第111航空隊司令 芳賀1佐

MH-53E退役・引退・除籍 海上自衛隊掃海ヘリコプター
花輪をMH-53E機体に供える航空集団司令官 眞木海将ら

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