3月22日(水)、佐世保基地(長崎県佐世保市)にて
護衛艦くらま自衛艦旗返納行事が行われました。
自衛艦旗を佐世保地方総監 佐藤誠海将に返納する護衛艦くらま艦長
自衛艦旗返納行事終了後、艦番号をペンキで消す護衛艦くらま隊員
海上自衛隊の護衛艦「くらま」(5200トン)の退役に伴う自衛艦旗返納式が22日、佐世保市の佐世保港倉島岸壁であった。乗組員らが見守る中、就役以来36年間、母港にした佐世保港で歴史の幕を下ろした。
くらまは1981年3月就役。全長159メートル、幅17・5メートルのヘリコプター搭載型護衛艦。2001年には旧テロ対策特別措置法に基づき、初めてインド洋に派遣された。これまでの航行距離は、地球43周分(約175万キロ)に当たる。
この日は艦尾に掲げられた自衛艦旗を降ろし、水田英幹艦長が佐藤誠佐世保地方総監に手渡した。くらまは改修後、演習で沈められる標的艦として活用される予定。4月には大型のヘリコプター搭載型護衛艦「いせ」(1万3950トン)が配備される。
引用元: 2017/03/24付 西日本新聞朝刊