熊本地震への災害派遣 海上自衛隊八戸航空基地の活動その３

熊本地震の被災地に向け移動していた海上自衛隊八戸航空基地に所在する
機動施設隊の隊員２７名（女性隊員２名含む）は、
４月２１日（木）２２時に陸上自衛隊健軍駐屯地（熊本市）に到着し、
４月２２日（金）朝から、熊本市東区沼山津と阿蘇郡の西原村河原小学校において、
道路の瓦礫撤去作業や、お風呂用の給水支援の任務を開始しました。
災害派遣に参加している隊員２７名には、
東日本大震災の被災地となった東北の出身者１１名（うち、青森県出身者６名）を含んでおり、
その時に頂いた支援に対する感謝の気持ちを込め、熊本地震被災地の１日も早い復興のため、
全力で支援を行っています。

４月２３日海上自衛隊八戸航空基地に所在する機動施設隊は、
熊本地震の被災地において任務を開始してから２日目となりました。

作業内容は昨日４月２２日と同様、県道２３２号線（熊本市東区沼山津）の瓦礫撤去と、
阿蘇郡西原村の河原小学校において、お風呂用の給水支援を行いました。
機動施設隊は海上自衛隊で唯一、全国に機動展開して施設の維持や修理、
被害の復旧作業、その他の整備に関する業務を実施できる部隊です。

一日も早い復旧に取り組むとともに、被災された方々のお気持ちに寄り添い、
丁寧に作業を実施してまいりたいと思います。