熊本地震への災害派遣 海上自衛隊八戸航空基地その１

この度の熊本地震により、お亡くなりになられた方々に対しまして、
心からご冥福をお祈り申し上げます。
また、大変多くの方々が負傷しており、被災された方々、
また、ご家族に対しましても心よりお見舞いを申し上げます。

４月１８日、八戸航空基地では救援物資の輸送支援を行いました。
４月１７日、大湊地方総監部から届いた食糧及び飲料約５．１トンを、
Ｃ－１３０Ｒ輸送機（神奈川県厚木市　第６１航空隊所属）に搭載し、
岩国航空基地（山口県岩国市）まで輸送しました。

その後は、岩国航空基地を拠点として、救援物資が被災地へ輸送されます。
八戸航空基地は、５年前の東日本大震災で被災した基地の一つです。
八戸航空基地はできる限り最大限の支援してまいります。

４月１９日（火）に、熊本地震の被災地に向け、
海上自衛隊八戸航空基地に所在する機動施設隊の隊員２７名が派遣されました。

機動施設隊の災害派遣は、平成２３年３月の東日本大震災に続き２回目となりますが、
今回のように長距離を機動展開し、災害派遣活動を行うのは初めてとなります。
八戸航空基地備蓄の飲料水等、救援物資約１．６トンを搭載したダンプトラックのほか、
クレーン付トラックや給水車など計８台の車両で出発しました。

八戸から熊本まで約１９４０ｋｍという長距離となりますが、
安全に留意し移動するとともに、
海上自衛隊唯一の施設部隊として日頃の訓練成果を発揮して、
少しでも被災者の力になれるように努めたいと思います。