海上自衛隊八戸航空基地は、8月8日(月)に
平成28年度米国派遣訓練(RIMPAC2016)を終え帰投した、
八戸航空基地に所属する派遣航空部隊の隊員約70名の帰国出迎えを行いました。
同部隊は、6月28日(火)にP-3C哨戒機2機にて八戸航空基地を出発し、
民航便にて移動した隊員と共に、ハワイやその周辺海空域において約1ヶ月間に渡り、
26か国が参加する世界最大規模の多国間訓練に参加しました。
帰国前の8月4日(木)には米海軍の航空母艦「ジョン.C.ステニス」において
クロージングレセプションが催され、各国軍との絆を再確認し、別れを惜しみました。
現地では、米軍施設を使用した魚雷発射訓練等を実施したほか、
対潜戦、対水上戦、海賊対処訓練等を実施しました。
帰国行事において、第2航空群司令は派遣隊員をねぎらい、
派遣航空部隊指揮官である片山2佐からは、
「それぞれの立場で自覚を持ってやるべきことをやったおかげで、しっかり訓練ができました。
ありがとうございました。」と、感謝の言葉を述べました。
出迎え終了後は、隊員と出迎えた家族が約1か月ぶりに再会し、
喜びと安堵の表情を浮かべていました。
温かい声援を送って下さった国民の皆様と
隊員を支えて下さったご家族の皆様には心から感謝いたします。
航空母艦「ジョン.C.ステニス」におけるクロージングレセプションの様子
第2航空群司令に、帰国挨拶を行う
派遣航空部隊指揮官 片山2佐